「放射線を浴びたX年後」 ※伊東英朗監督直筆サイン入り

「放射線を浴びたX年後」 ※伊東英朗監督直筆サイン入り

販売価格: 1,728(税込)

在庫数 在庫あり
数量:

商品詳細

今からちょうど60年前。そしてあの3.11、福島第一原発の事故から遡ること57年前。
1954年、南海のビキニ環礁で、アメリカによる水爆実験が6回にわたり行われた。

ここでの被ばくは、有名な第五福竜丸だけではなかった。長きにわたり隠蔽されていた、もう一つの、そして甚大な被ばく――。この海域で何も知らずに操業していた、数多くのマグロ漁船。その乗組員が大量の死の灰を浴びていたのだ。

そして屈強な海の男たちは、やがて40代、50代の若さで癌や心臓病を発症し、次々と亡くなっていった……。

その実態を明かすべく、高知県の高校教師と生徒たちが当事者に聞き取り調査を続けていたことを知ったテレビディレクターは、8年にわたってその成果を取材し映像化。

焼き場で夫の遺骨を拾った妻は、「他の人の骨はすっきり残っちょるけん、うちのお父さんのはぐちゃぐちゃになっとった」と語る。

「(被ばくと健康被害について)ひとことでも言ったらここでは生きていけんかった。あん時代、日本は石炭とサカナで立て直すほかなかったけん」
「いっつの時代も、損をするのは弱い者ばっかりよ」

夫を亡くした妻たちが絞り出す言葉。

200万ドルと引き替えに真相は隠蔽され、遺族たちは大黒柱の死について語ることも許されなかった。

この犯罪的な「ヒバク」の全貌解明に挑み、絶賛を集めた映画『X年後』を撮影ディレクター自らが執筆し書籍化。

「ただちに健康に影響はない」

その「ただちに」から「X年後」、何が起こるかを読者は知ることになる。
内容(「BOOK」データベースより)

被ばくしたのは第五福竜丸だけではなかった…半世紀前に葬られたビキニ水爆実験の真相に迫った話題のドキュメンタリー映画、ついに書籍化!!


※このウィットショップでは、伊東英朗監督直筆のサイン入りでお送りします。
 (サイン不要の方はその旨ご連絡ください)